引用の魅力 ドラマ「デートSP」に出てきた『月が綺麗ですね』

そもそも教養というものは、引用力そのものであると考えています。 極端なことを言えば、引用ができない人は教養がないということです。

これは齋藤孝さんの著書『大人のための読書の全技術』からの引用です。

この本の中でこの文章はとても印象に残っています。

先日放送されたドラマ「デートSP」のセリフで夏目漱石の逸話『月が綺麗ですね』が出てきたことで、引用ってかっこいいなぁって思ったことを書きます。

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「I love you」をなんて訳す?

夏目漱石は教師時代に「愛してる」ではなく、「月が綺麗ですね。くらいがちょうどいい」って訳したって逸話があるそうです。

日本人はそんな直接的な愛情の表現はあまり得意ではないから、そんなことを口にはしないかららしいです。

こういうの「気が利いてる」って言われる表現ですね。

脚本家さんの引用力高いぜ

この逸話をセリフとして引用して登場させる脚本家さんの引用力は間違いなく高い。

センスって言っちゃったりしますよね。

センスは勝手に身につくことはなくて、磨くものだ。

引用力を高めたい

読んだ本の中で引用したいと思う部分を書き出しておくことが始めよう。

読んだ内容を話しまくれば、引用力が飛躍的に高まっていく

引用力を高めるために、ブログをうまく活用していきたいものです。